カップ&コーンタイプのベアリングを使用しているハブは、定期的にチェックしてクリーニングしグリスを交換することが必要です。一般的に4ヶ月毎に検査、クリーニングをしてグリスを交換します。
注意深くハブを分解しながら、「スピード クリーン」、「シトラス バイオソルベント ディグリーザ−」又は「エコテック 2 ディグリーザ−」を使ってきれい洗浄して下さい。全ての部品を検査し、窪みや亀裂、レースの表面やボールベアリングが磨耗していないか等に注意しましょう。
「プレミアム テフロン グリス」又は「セラミック グリス」をたっぷりとボールレースの表面とベアリングに塗り、組み立てます。ベアリングがスムーズに動き、かつ上下左右に遊びの無いように調整しましょう。
シート高は、シートに座ってペダルの一番低い位置に足先を乗せた時、ひざが軽く曲がる状態にセットします。足がいっぱいに伸びきったり、ひざが曲がり過ぎるとペダルに力が伝わりきれません。間違った姿勢は快適さを損うだけでなく、長時間乗ると足が痙攣する原因にもなります。シートを前後に動かし、足をのせたペダルが“3時”の位置に来た時、ちょうどペダルの真上にひざが来るように調整します。
ハンドルバーは肩幅とほぼ同じに、シートとほぼ同じ高さにセットします。ショックを吸収する為に、ひじを少し曲げた姿勢をとります。またステムの長さをかえるのも良い方法でしょう。専門店ではサイズの違うステムを置いていますので、一番合う物を選んでください。長時間の乗車で手がシビレないように、手首を真っ直ぐにして時々ポジションを変えましょう。しっかりと、しかしリラックスしてグリップを握ります。さらにポジションの幅を広げる為に、バーエンドを付けてみるのもいいでしょう。